不動産登記費用の相場は?
不動産登記費用の相場は?
不動産購入時には、登記費用がかかります。
司法書士が出した見積もりに対して、「高い!」とか「相場って?」といった疑問を持たれるかたも多いかと思います。
こちらでは、その疑問に対してお答えしたいと思います。
不動産登記費用の見方
不動産登記の見積書を見て「高い!」とお感じの方、下記をご覧ください。
お見積額は、総額22万7,390円です。
そのうち、左側「報酬額」とあるのが、司法書士が受取る報酬です。
右側「登録免許税又は印紙税等」とあるのが、登録免許税や印紙代等の実費です。
下の「その他費用」とあるのが、郵送費や交通費などです。
見ていただいてわかるとおり、実費が、14万7,590円かかります。
購入する不動産が高額になればなるほど、こちらの金額はあがります。
この欄は、どの司法書士に見積もりを依頼しても大きくは変わりません。
お客様が確認するのは、左側「報酬額」ということになります。
請求額22万7,390円全額を司法書士が報酬として受取るわけではないことをご理解いただけましたでしょうか。
では、司法書士の適正報酬額とは?
以前は、司法書士には報酬規定があり、それに沿った報酬設定をしておりました。
しかし、平成15年以降司法書士報酬は撤廃され、司法書士の報酬は自由化されました。
ですが、現在もその報酬規定を参考に報酬を決めている司法書士は多いです。
司法書士の報酬が適正かどうかの判断ですが、まず不動産業者さんを通じてでも、きちんと登記費用の見積書がでているかどうかが一つの基準となります。
もし、お見積書が出ていないようでしたら、見積書を請求してみてください。
また、適正金額ですが、こちらは事案によって、様々なので一概には言えませんが、購入される不動産が3,000万円で住宅ローンも組むようなパターンの時は、司法書士の報酬が13万円以内(税別)であれば、適正額の範囲ではないかと思います。
適正額を大きく超えている場合は、司法書士が不動産業者に紹介料を支払っているケースがあります。
通常の商売では、紹介料は当たり前かもしれませんが、司法書士が不動産業者に紹介料を支払うことは違法に当たります。
もし、通常より司法書士報酬が高すぎると感じた場合は、ご注意ください。
本ホームページでご案内しているとおり、司法書士はお客様ご自身で選ぶことができます。
司法書士の登記報酬にご納得がいかない場合は、一度ご自身で司法書士を探してみることをオススメします。
もちろん、当大阪不動産購入登記手続きPROでも、司法書士登記費用のご相談をお受けしております。
お気軽にお問い合わせください。